肛門科診療


 肛門に関するお悩みは、デリケートな問題だけに、なかなか相談しづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、早期の診断・治療が大切です。「これくらい大丈夫だろう」と自己判断せずに、気になる症状があればお気軽にご相談ください。

日帰り手術についても20年以上の実績がありますので最小限の侵襲で改善する治療を提案します。

 

 

肛門の痛み・出血 

  •  排便時の痛みや出血
  • 肛門周辺の持続的な痛み
  • 肛門から膿が出る


 肛門の腫れ・イボ 

  •  肛門周辺の腫れや膨らみ
  • 肛門からイボのようなものが出ている


 便通の異常 

  •  便秘や下痢が続く
  • 残便感がある
  • 便に血が混じる


 その他 

  •  肛門のかゆみ
  • 肛門周辺の湿疹
  • 肛門から粘液が出る

日帰り手術


これまでに2400件を越える日帰り手術を行っています。

術後の痛みが自宅療養可能なものが前提となるので程度の重い手術は適応になりません。

目安としては2か所までの痔核手術 軽症の痔ろう根治術 が主な対象となります。

手術時間で考えると概ね15分以内が無理のない日帰り手術の範囲と考えています。 

治療後の自宅安静の日数などは手術内容によって異なりますので一概には言えませんが概ね3-4日の安静がとれるほうが良いと思います。

基本的には脊椎麻酔で治療を行います。そのため体の大きな方(BMI 30~)の治療はできない場合があります。

下記のようなケースは連携病院へ紹介いたします。

 

  • 3か所以上の切除を要する痔核根治術
  • 高度な痔ろう 
  • 70歳以上の高齢者の手術
  • 体格の大きな方(BMI 30以上)